EQ(心の知能指数)とAI(人工知能)
EQの第一人者である、高山直先生から、直々に講義を受ける機会がありました。
ずっと心の中でモヤモヤしていたことが、フッと腑に落ちたことがありました。
人工知能が発達した先に、人間が人間として機能していくためには、「感じる」ことが大きな意味を持つ時代になると漠然と考えていました。
「目の前の人に何かできることはないか」という相手を思う心、気配りしてもらってうれしいと思う心、有難いと思う気持ち・・・。
まさに「感じること」は、どんなにAIが発達した先でも、人間にしかできないことです。百歩譲って、AIが私たちの表情、目の動き、行動などから、感情を識別することができたとしても、「感じる」ことそのものは、難しいのではないかと思うのです。
映画「2001年宇宙の旅」の宇宙戦コンピュータHALが、最後に
「 I can feel it 」
と自意識がなくなる怖さを感じている・・
と話す場面がありますが、そこにたどり着くまでは、まだもう少し時間が必要なのだと思います。
そんなことを感じていた中での、EQの受講。
高山先生からのメッセージは、
「How do you fell now?」
今の気持ちを感じること、
そしてその気持ちを自覚すること、
そこからがEQ開発のスタートとおっしゃるメッセージが、
ストレートに心に響きました。
「事実と行動の間には、感情・気持ち・解釈が隠されている」
のであれば、まずは、その間にある気持ちに気づくこと。
実践していきます。
EQの塊のような高山先生の、言行一致の姿勢が心を打ちました。
「感じることそのものが、私たちにとっては生きる喜びなんだ!」と腑に落ちたのは、EQ理論の第一人者であると同時に、EQを体現する第一人者でもある、高山先生の姿勢そのものからでした。
有難い出逢いを有難うございます。
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