学生向けビジネスマナー講座で。

先日、大学の授業でインターンシップ参加前のビジネスマナー講座を行いました。
授業であるため、自ら希望した学生ばかりではありません。はじめは受け身の様子を感じたので、「どうしてマナーが必要なのか?」を考えてもらいました。

Q:どうしてインターンシップに行く前にマナーを学ぶの?
A:訪問先に対して失礼なことをするといけないからグループディスカッションのイラスト(学生)

Q:どうしていけないの?
A:仕事中の時間を割いて教えて貰っているので感謝が必要だから

なぜ必要か?を自分で導きだすと、受講意欲がでてきたようで、ビジネスマナーを型として身に付ける実習に、積極的に取り組んでいました。とくに「うん、うん」と熱心に頷いていたのが「感じのよい挨拶」「ビジネスメール」の項目です。

話しをしてみると、誰もが良いところを持っています。けれども、話を詳しく聞かないうちは分りませんし、目や耳から入る情報が相手への評価を大きく左右します。挨拶を感じの良い風貌や声で出来れば、たった一言の挨拶でも好評価となり、良い人間関係を築くきっかけになるのです。

一方メールは、いくらでも言葉を伝えることはできますが表情や声色を伝えることができません。一方で、画面上の文章そのものが言葉の表情として伝わってしまいます。そして、会わないうちからメール文で、相手への印象を無意識に作ってしまいます。言葉づかいやビジネスメール表記を大切とするのは、そのためです。

以上を学生の皆さんにお話しすると、がぜん納得がいったようでメモを取りながら受講され、はじめは小さかった声も、終わりにはてきぱきとした動作ではっきり挨拶するように変化がありました。

次回マナーコラムから「感じのよい挨拶」「ビジネスメール」のポイントを紹介したいと思いますが、弊社では社会人になるまえにビジネスマナーを習得したい学生や、習得してもらいたいという学校向けの研修も行っております。
人数や時間・料金等について、ご相談は無料ですので、よろしければお問合せください(^^)
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